和歌山工場見学ツアー その2
梅の仕分け作業体験をした後は、バスに乗って梅林見学です☝️
年に2回の梅シーズン💡
花見の2月と収穫の6月は、紀乃屋さんの自社梅林も見学させていただけるという事で、
(株)紀乃屋さんで現場を統括されている寺本部長と焙煎千恵美さんガイドで出発🔥


このお二人の掛け合いがまた、楽しいの😆
「皆様、左手に見えますのは〜♪」

『パイロット』と言いまして、
「切り開いた」
っていう意味なんですけど、
「南高梅」が開発されてできた時にこの地域一帯に、南高梅を植える為にわざわざ山を切り開いた場所なんですね😮

↑2月の梅の花が咲いた頃🌸
南高梅は、明治時代に、実の大きな「高田梅」として栽培されはじめ、長い間品種研究調査に携わったのが南部高校の先生と生徒であった為、高校名と高田梅を見つけた高田氏にちなんで
「南高梅」
と名付けられ、昭和40年に農林省に登録されています
そんなに前の話では、ないのですね🧐
それにしても、南高梅を植える為に山を切り開いてしまうなんて、、
今では、全国の梅の収穫高のうち、6割にも当たる約6万トンをこの地域で生産
たった60年で梅で日本一のブランドを作り上げてしまう
知れば知る程南高梅って、この地域にとってすごいものなんですね🧐
パイロットを左手に山道をどんどん進んでいくと、梅林と梅林の間
行く手に覆いかぶさるように生えている白いキレイな花が見えてきました

この花は、「サンゴジュ」という防風林だそうです
結構大きなこの木は、獣害対策にもなっているんだとか💡
バスを降りて、

「ジブリみた〜い✨」な道を歩いていくと、
一面に青いネットが敷き詰められてる自社梅林に到着!

このネットのシステムがまぁよくできていて、
南高梅は完熟してから収穫されますが、落下してしまう実に傷がつかないようにネットを張り巡らしてクッションにすることで見た目の美しい梅干しになるのと、
斜面を活かすことで、落下した梅が集まるようになっていて、手作業で拾うことの手助けをしてくれているのです☝️


「えっほえっほ」
みんなで拾いましょ♪

食べちゃってる人もいますけど😆
南高梅は、すももやアンズといった果実の仲間なので、完熟して落下した実のフルーティーななんとも良い香りがただよっています🥰

一番ピークの収穫時には、20kg位入るコンテナに山盛りが1日になんと70杯、80杯‼️
ぜーんぶ手作業です
しかも!取って終わらない…
収穫した梅は、時間との勝負
鮮度が命なので、作業場に持って帰って、洗って、大きさで選別



塩漬けまでを当日中にするとか
当日って、夜が明けるまでの当日のこと
なので、この時期は、明け方まで仕事して、数時間睡眠を取ってまた早朝から収穫
こんな毎日が約1ヶ月続くそうです
すごい😱
新鮮なうちに塩漬けにすることと、作業場での丁寧な作業が相まって、良い塩加減の美味しい梅干しが生まれる
「いい塩梅」は
こういったところからきているのですね💡

思い思いに梅の実を拾って、収穫期でしかできない貴重な体験をさせていただきました!


大満足された様子の皆様
バスに乗って、戻りますよー!
ささっ、最後の工程は本社工場の内部見学にまいりましょう!
続く